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三猿コレクション
Three wise monkeys in Meiji-jinja

明治神社 Meiji-jinja(shrine)
2015年7月27日公開

見ざる・言わざる・聞かざる

日光東照宮だけじゃない!こんなところにもお猿さん

突然ですが、日本で有名なお猿さんといえば、日光東照宮の見ざる・言わざる・聞かざるの3匹ですよね。そんな3匹が、ここ松戸にもいるってご存知でしたか?
早速、明治神社の中で探してみましょう。
明治神社
こちらの青面金剛(しょうめんこんごう)と書かれた石碑の下を見ると…

あっ!いました!

別の石碑にも…

こちらにも!
同じ青面金剛でも石碑によって、リアルな(ちょっと人間っぽい)3匹からデフォルメされたキュートな3匹まで、色々います。 でも、そもそもなんで見ざる・言わざる・聞かざるの三猿がこんなところにいるの?という話ですよね。 実はこれ、「庚申待(こうしんまち)」という行事に関連した石碑なのです。
え?コウシンマチ…って何?という方も、知ってるよ!人間の中の虫でしょ!という方も、ここでおさらいしてみましょう。

干支が庚申(かのえさる)の日の夜に眠ると、人間の体内にいる三尸(さんし)という虫が、天帝(てんてい)にその人間の悪事を報告に行くので、それを防ぐために寝ずに徹夜しよう!というのが庚申待です。ちなみに、その庚申待をすべく集まった集団が庚申講です。


そうやって集まった庚申待のときに本尊(信仰の対象)となるのが青面金剛だったのです。
そうすると、青面金剛って何?という話になりますが、葛飾柴又でお馴染みの帝釈天(たいしゃくてん)の使者なんだそうです。その字の通り、体は青色なんだとか。
明治神社
↑邪鬼を踏んで立つ青面金剛。下に三猿もいます。

↑拡大した三猿です。座っているのがわかりますか?

さらに、神道では猿田彦神を祀るからとか、庚申の使いは猿だったとか、庚申の「申」はさるだから…(さる年の人はお馴染みですね)などといった理由があって、三猿も添えられることが多かったんだそうです。


明治神社にはとにかく庚申待に関連した石碑がわんさかあります。
一番わかりやすいのはこのような↓

「庚申塔」と刻まれた石碑ですね。

庚申待は、何やら一晩中せっせとお祈りしているように思えますが、実際は村や近所の人たちで集まって色々おしゃべりしたり、宴会したりと一種の行事になっていたようです。
数百年の昔、ここでも夜更けに歓談が行われていたのでしょうか。

みなさんも明治神社にお越しの際は、素敵な社殿はもちろん石碑を見て、昔この地でおしゃべりしていた人たちに思いを馳せてみてください。

参照・Reference

コトバンク 庚申信仰




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